関東でのフォーカル・サウンド・ミーティングは今年で10周年。前日には10周年パーティが行われ、10年連続で出場しているショップには、フォーカルから盾が贈呈された。今回のギー氏の来日は、それが大きな目的の一つだが、実は大の日本好き。10回のミーティングのうち、7〜8回は来日しているということからも、それがわかる。このミーティングが10回を数えた感想を聞くと、
ギー・ボンネビル氏はフォーカル・カーオーディオ開発の責任者 |
前日のパーティの様子 |
「アルファ側から、ユートピアBeの音質を保ちつつ、もっと手が届く価格のスピーカーができないかという相談があり、ちょうど新しいベリリウム・トゥイーターをプロ機器用に開発したところでしたので、それを活用してカー用スピーカーを開発することにしました。おかげで、世界中で良く売れています。」このように、日本のディストリビューターの意見を聞き、すぐに製品化する。お互いに高い信頼感があってこそ、できることだろう。
来年から再来年にかけての新製品に関しては、まだ流動的なところがあるが、新しいフラッグシップ・スピーカー、エリート・シリーズは2013年になる予定とのこと。来年は、ちょっとユニークなパワードサブウーファーなど、いくつかのプロダクトが予定されているようなので、そちらもお楽しみに。新しいプロダクトの詳細等を含めたより詳しいインタビューは、12月発売のオートサウンド誌に掲載予定なので、知りたい方は、そちらをごらんください。
・アルファ